コメント:勝間洋平
私は日本機械学会畠山賞受賞者に選ばれました。受賞者の選考基準が「4年制大学機械系学科卒業者で人格、学業ともに優秀な者の中から、1学科につき1名」ということで、百人ほどいるロボティクス学科の学生の中からそのように評価していただき大変光栄に思います。学部生時代にともに学べる仲間とともに切磋琢磨した成果を評価していただけたのだと思います。この賞をいただいたことを励みに、現在進行中である、修士課程の研究活動に努めて参ります。
コメント:岡 義倫
この度、私は「日本学生支援機構大学院奨学金」の奨学金半額免除者に選ばれました。これは今までの研究成果が評価され決定された結果でもあり、今まで努力してきた結果が一つの形となったようで、とても嬉しく思います。また同時に、これまでこの結果は決して一人で成しえることのできたものではなく、馬先生や加古川先生、田先生の指導、そして研究室のメンバーの協力があったからこそのものだと改めて強く感じております。この場を借りて、深くお礼申し上げます。
大学院で奨学金を借りながら研究活動を行うというのは、やはりプレッシャーのようなものを感じます。学部で学士を取得して卒業し、働いて収入を得ている同期がいる場合にはなおさらです。
しかし、そういったプレッシャーを、研究を進めるためのモチベーションへと昇華させることができれば、その経験は今後の自分にとって、活動を行っていくうえでの大きな財産になると思います。
研究活動を進めていくと、「上手くいかない」と感じる場面が多くあるかもしれませんが、「ノート等に書き出して視覚化する」「先生や先輩方と積極的に意見交換をする」「実機があるのであれば、予備実験を行ってみる」など、行動を起こしてみることでヒントを得ることが多かったと私は感じました。
自分の考えていること・悩んでいることを「形」にしていくことが、研究活動を進めていくうえで重要なことであると私は思います。
自分はまだ半端者ではありますが、これから研究室に配属され研究を始める方々、また、今も研究を続けている方々にとって、一つの参考になってくれたら幸いです。
また、過去に免除者に選ばれた方々¹からも研究活動を進めていくうえでとても有益なコメントがあるので、ぜひ参考にしていただきたく思います。
皆様のこれからの研究の発展を祈るとともに、これからも研究室のメンバーの一員としてその発展に貢献できるよう尽力いたします。