生物は極めて多くの自由度を持つ身体とそれに対応する知能を有しており、あらゆる環境において柔軟かつ迅速に動くことができます。本研究室では、社会に役立つロボットを実現するために、特に未知のパワーを持つ生物の「動き方」をヒントに、生物知能機械や環境適応機構の研究開発を積極的に行っています。具体的には蛇型ロボットや多脚ロボットなど、生物の身体や運動知能をモデルとしたロボットの研究開発、水陸両用ロボットや管内移動ロボットなど、新しいロボット機構と制御の研究開発に取り込んでいます。本研究室はこのような新しい技術の研究だけでなく、配管図作成、配管内計測、建造物の錆検査など、ニーズ中心の研究開発も行っています。本研究室は国際色豊かで、多くの国際学生が在籍し、海外研究機関との研究交流も積極的に行っています。